化粧法の変化

化粧法の変化

kesyouhin

19世紀の後半に、オシロイとベニのこってりした化粧法が下火になったことはすでに記したが、今世紀にはいると、すっきりした単純な化粧法が主流になった。

これは質のよい化粧石鹸がつくられるようになって、それで顔を洗う習慣ができたことや、20世紀になって美容の専門家が現われ、それまで化粧は家庭で行なっていたのが、ビューティー・パーラーに行く習慣に変わったことなどの理由があげられている。

第一次大戦後にはアメリカでもヨーロッパでも数えきれないほどの新しい化粧品が現われたが、とくに生産が拡大されたのは粉オシロイとクリームで、一般的な顔の化粧のテクニックでは皮膚にクリームをつけ、多すぎたクリームは拭きとり、つぎにパフで粉オシロイをつけ、その日の時間にあわせた顔色をつくったが、オシロイの下の皮膚がはっきり見えるのをさまたげるようであってはならないといわれるようになった。

続いて50年代の終わりごろから、世界的に新しいメイクアップがはじまったことは周知のごとくである。

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